あけましておめでとうございます!
2021 年
2021シーズン終了のお知らせ
11月後半の立山は大雪続きとなりました。23日以降は富山県側の美女平~室堂ターミナル間の立山高原バスは除雪対応が困難なことから運行中止となりました。11月末の室堂平ではすでに250cmほどの積雪 となっています。
なかなか先を見通すことのできない状況となっておりますが、やはり立山はいつ訪れても感動を与えてくれる場所でした。来シーズン、そんな立山でまたお会いできることを心より願っております!
白銀の立山と月食
11月19日~21日、ホテル立山主催の『山学山楽ツアー』のご案内に行ってきました。すっかり雪景色となった立山の積雪は現在約50cmほど。みくりが池も凍結しています。20日はスノーシューを使いながら午前、午後2時間ずつ新雪の室堂平をご案内させていただきました!そして夜は、月食と星空観察。月食が進み夜空が暗くなると満天の星空が広がっていきました。
九州の山へ行ってきました!
11月12日~16日まで、九州の山を巡ってきました。ここ数年、九州からのお客さまをご案内する機会がなぜか多く、話を聞くたびに九州の山へ行きたいなぁと思っていました。計画を立てるもののなかなか実行できずにいましたが、ようやく行ってくることができました。弾丸の山旅となってしまい九州のお客さまへ事前にご連絡できず申し訳ございません。。
フェリーで鹿児島IN、別府OUTのスケジュールだったので、開聞岳→霧島山(韓国岳・高千穂峰)→祖母山→久住山と南から北へ向かって巡ってきました。大きな火山によってできた山体は一つ一つの山が立派で下山後の温泉も毎回楽しみでした。食べ物も美味しくすっかり九州ファンになってしまいました。
立山初冠雪!
10月21日、富山地方気象台より立山初冠雪の発表がありました。平年(10月12日)より9日遅く、去年(10月17日)より4日遅い観測です。ちなみに今年の立山の初雪は10月17日でしたが、うっすらと積もった程度ですぐに溶けてしまい気象台のある街中からは雪化粧の立山は観測できなかったようです。その後、20日にまとまった降雪があり21日の初冠雪となりました。
写真はわずかに雪が確認できた10月18日の室堂平の様子です。
雪の大谷ツアー終了しました!
本日をもって今シーズンの「雪の大谷が語る水と氷の物語」ツアーは終了となりました。ご参加いただいたみなさまありがとうございました!
今年の連休はいまだかつてない荒れた空模様となりました。5/1~5/3にかけて山の上は毎日吹雪となり、3日間で1m近くの積雪となりました。悪天予報やアルペンルート通行止めに伴い4/29、5/2はツアー中止となってしまい、ご参加を予定していた方々にはご迷惑をおかけしてしまいましたが、ぜひまたリベンジにお越しいただけましたら幸いです。
4月15日の開通時14mだった雪の壁は、5月5日現在、未だに14mの高さを保っています。
立山黒部アルペンルート全線開通!
今年は立山黒部アルペンルート開業50周年ということで、記念イベント「完全再現!雪の大谷メモリアルウォーク」が実施されます。開業当初の1車線のみ除雪された区間が再現され、バスの車窓からはいつも以上に迫力ある「雪の大谷」を体感できそうです。
2021シーズン お申し込みの受付を開始いたしました!
富山市プロモーション映像のお知らせ
富山市プロモーション映像『AMAZING TOYAMA 〜この地を選んだ理由〜』に出演させていただきました。
海から山まで富山らしい瞬間が切り取られ、それらが結び付くことで一連のドラマのような仕上がりになっています!
ANA機内のオンデマンドチャンネル(国際線:2021.2.1〜3.31国内線:2021.3.1〜3.31)で公開されるそうです。YouTubeチャンネル『AMAZING TOYAMA』でも見られるようになっているので良かったら見てみてくださいね!
ダイジェスト版(105秒)
本編(10分ver.)【期間限定(~2/15)】
~ オフィシャルの紹介文です ~
出演するのは富山の異なる分野で活躍する5人。なぜこの地を選んだか…其々の活動の背景には、この地域にしかない魅力があり、この地域だからこそ感じられる豊かさがある…人の生活や営みにフォーカスしながら自然や文化的な魅力を映像で伝えます。インタビュー入り本編10分版はANA機内チャンネルのみで公開。
雨晴海岸からの立山連峰!
20日、久しぶりに青空が広がり街中からも立山連峰がくっきりと見えたので呉羽山展望台からそのまま雨晴海岸まで行ってきました。高岡市の雨晴海岸は富山湾越しに立山連峰を臨むことができるおすすめスポットです。
翌日も天気は良く、朝の冷え込みも厳しい予報だったので、ご来光と「けあらし」(晩秋から冬の穏やかに晴れた朝に見られる現象で、冷えた空気が海の暖かい空気と合わさり霧が起きる)を見るべく早起きをして雨晴海岸へ行ってきました。放射冷却の影響で平野部では珍しく-5℃以下まで冷え込み、絶好の条件の中、絶景を拝むことができました。海上に立ち込める霧に、立山(大汝山辺り)から差し込んできた日の光が当たると一面金色に輝きこの世のものとは思えない空間でした。
あけましておめでとうございます!
2020 年
2020シーズン終了のお知らせ
今シーズンは4月15日に立山黒部アルペンルートが全線開通したものの、新型コロナウイルスの影響により、4月18日~6月18日まで営業休止となりました。また夏山シーズンも団体ツアーや学校登山はほぼ中止となるなど例年とは全く異なるシーズンとなりました。秋には個人で訪れる方々を中心に山も賑わいを取り戻しつつありましたが、、来シーズンはどうなるのでしょうか。。
振り返ってみればそんな異例尽くしのあっという間だったような2020シーズンでしたが、そんな状況下でも立山は日々美しく、季節の移ろいを感じさせてくれました。また来シーズン、いつもの立山で元気にお会いできることを心より願っております!
立山初冠雪!
10月17日、富山地方気象台は立山の初冠雪を観測したと発表しました。平年より9日遅く、昨年より5日早い観測となりました。室堂平周辺で約5cmほど、稜線付近では10cm程度の積雪となったようです。その後、晴天が続きうっすら積もった雪もだいぶ融けてしまいましたが、雪を纏った立山はとてもきれいでした。
立山紅葉情報!
ここ数日の冷え込みで紅葉が一気に進み、立山(弥陀ヶ原~室堂平)では紅葉が見頃となってきています。日を追うごとに色づきが進んでいるように感じるのでこの後も楽しみです。今朝は放射冷却の影響で冷え込み(氷点下になったのかな?)、雷鳥沢周辺では赤く色づいたチングルマの葉を縁取るように霜がついていました。
立山を縦走してきました!
夏空の中、立山を縦走してきました!8月2日に北陸地方もようやく梅雨明けが発表されました。今日の富山市はフェーン現象の影響で全国一位の37.5℃を記録していたようですが、山の上は心地よい風が吹き快適に歩くことができました。
今年は梅雨時期の雨が多かったせいか残雪がとても少なく、登山道上の残雪は一の越に向かう途中一カ所のみでした。例年は県内小学校の立山登山などが重なり、雄山までの登山道は一番賑やかな時期ですが、今シーズンは混雑しているところは全くありませんでした。山頂雄山神社でのご祈祷も中止しているため太鼓の音が鳴り響かない静かな山頂でした。
ツアー再開のお知らせ
本日よりツアーを再開いたします。再開にあたりましては、一般社団法人全国旅行業協会が作成したガイドラインに沿った対策を講じ、お客さまの健康と安全の確保を最優先に実施してまいります。また新型コロナウイルス感染症の影響による山を取り巻く環境につきましては、6月26日に環境省中部山岳国立公園管理事務所より発表されました『中部山岳国立公園における登山について(新型コロナウイルス感染症)』もご参照ください。
今シーズンの立山黒部アルペンルートの時刻表は大幅に変更となっています。(立山駅始発のケーブルカー8:20/室堂ターミナル最終バス16:00)これに伴い、日帰り登山の場合は特に行動範囲が限定されますのでご注意ください。
現在の立山は日に日に残雪も少なくなり、雪の消えたところからかわいらしい高山植物が咲き始めています。いつもと変わらぬ山の景色にホッとさせられます。
ツアー中止期間延長のお知らせ
本日、立山黒部アルペンルートの営業休止期間が6月18日まで延長されることとなりました。また新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、国の基本方針を踏まえ、国内でのまん延防止や安全確保の観点から、弊社では6月30日までのすべてのツアーの中止を決定いたしました。ツアーへの参加を予定されていた皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解・ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴うツアー中止のお知らせ
新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、国の基本方針を踏まえ、国内でのまん延防止や安全確保の観点から、5月31日までのすべてのツアーの中止を決定いたしました。ツアーへの参加を予定されていた皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解・ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
※すでにツアーへのお申込みをされている方々へは順次、中止のご連絡、返金の手続きをさせていただきます。
2020シーズン お申し込みの受付を開始いたしました!
本日より2020シーズンのお申し込みを開始いたしました。立山黒部アルペンルートの営業期間中(4月中旬~11月下旬)、プライベートツアー・貸切ツアーのご予約を承っております。また、春限定でテーマ型募集ツアー『雪の大谷が語る水と氷の物語』・『雪の大谷を見てきた後に参加してほしいツアー』を実施します!みなさまのご参加お待ちしております。
※新型コロナウイルス感染症対策の基本方針が2月25日に政府より発表 されました。感染症がこれ以上拡大しないこと、また早い時期の収束を願っておりますが、現在の状況が長く続くような場合には、ツアーを中止せざる負えない可能性もございます。あらかじめご了承ください。
今年の立山の雪は多い??
山の上の積雪状況がかなり気になっていましたが、先日立山黒部アルペンルートのWEBサイトを覗いたところ、室堂平(2450m)の積雪は550cm(1/27観測)ということでした。 過去平均が540cmということなので、例年並みもしくはそれ以上の積雪が立山には現状ありそうです。 今冬は標高2000mくらいまでは雨になってしまう日が多く異常な少雪年となりそうですが、上部は記録的な暖冬といえどもちゃんと雪のまま降ってくれているようです。
※立山黒部アルペンルートWEBサイトライブカメラより(1/26撮影)
あけましておめでとうございます!
2019 年
2019シーズン終了のお知らせ
来シーズンのお問い合わせ・お申し込みは3月1日より受付開始予定です。
ご参加いただいた皆さま誠にありがとうございました!
立山初冠雪
10月22日立山で初雪&初冠雪が観測されました。今シーズンの初冠雪は昨年より1日遅く(昨年の初雪は10月2日)、平年より14日遅い観測となりました。そして立山では昨日再び雪となったようです。平野部ではこれから紅葉の季節を迎えますが、山の上では紅葉もすっかり終わり、冬景色へと変わっていきます。
雲海の立山と草紅葉
この3連休は天候にも恵まれ、中日となった15日はたくさんの観光客、登山者で立山は賑わいました。今日は室堂平(2450m)辺りの高い標高帯で雲海となり、足元に広がるきれいな雲海を眺めながらの立山登山となりました!
室堂平では高山植物の葉が色づく草紅葉が9月初旬ごろから広がっており、例年9月末から10月初旬に紅葉のピークを迎えます。きれいな紅葉が見られるには、夏の日射量や、降水量、秋の冷え込み方などなど様々な条件があるそうですが、今年の色づき具合はどうなるのでしょうか?今から楽しみです。
6月の立山はおすすめ!
5月下旬は全国的に異常な暑さとなり、立山も連日夏山を彷彿させるような陽気となりましたが、、室堂平周辺はまだまだ一面雪の世界が広がっています!
みくりが池周辺の遊歩道は石畳がだいぶ現れ、雪面も固すぎず、やわらかすぎず、散策を楽しむにはちょうどいい時期となっています。ライチョウも間近で見られる絶好のタイミングです!
6月1日~23日までの土日(計8日間)、みくりが池周辺を散策しながら雪の立山の魅力に迫る「雪の大谷を見てきた後に参加してほしいツアー」を行っております。
また、6月16日は上記ツアーに合わせ、富山駅より室堂ターミナル直行バスも出ておりますのでぜひご利用ください。
残雪の立山縦走路
残雪の立山を縦走してきました!室堂平周辺はまだまだ一面雪に覆われていますが、稜線付近は大部分が夏道となり、絶景を眺めながらの気持ちの良い山歩きが楽しめました。剣御前からの剱岳や後立山連峰の眺め、剱岳をバックに縄張りを見張るオスのライチョウ、昨年新たに氷河認定された内蔵助の雄大なカール地形、雄山神社の参拝、山の魅力が凝縮されたおすすめのルートです。
GW10連休!雪の大谷ツアーの様子!
今年も貸切バスが室堂へ直行できるようになる4月29日よりGW期間中「雪の大谷が語る水と氷の物語」ツアーを実施いたしました。ご参加くださった方々ありがとうございました!!
10連休中、快晴の日から、雪の舞う日まで立山は10日10色、日々異なる表情を見せてくれました。
そしてGW最終日となった昨日の午後から今朝にかけ立山は再び雪となり新たに25㎝の新雪が積もっています。4月15日の開通時16mだった雪の壁は、5月7日現在、未だに16mの高さを保っています。
今年はまだまだ迫力の景観を楽しめそうです!
室堂平積雪断面調査
4月21日~23日かけて富山大学を中心とした立山積雪研究会により毎年恒例の積雪断面調査が室堂平で行われました。(積雪調査の様子は富山大学理学部大気物理学研究室のページへ)
今回、僕は調査に何も関わっておりませんが、学生時代に携わっていたのでその様子が気になり合間を見て見学に行ってきました。
一冬かけて降り積もった雪は地層のごとく層構造をなして、冬の気候、大気の情報を閉じ込めています。スコップを使い人力で雪を掘り進め調査を行うまさに体力勝負の調査です。今年の4月22日時点での積雪深は577cmだったそうです。
立山黒部アルペンルートが全線開通しました!
昨日15日が立山黒部アルペンルートの全線開通日でしたが、昨日は吹雪のため美女平(980m)~室堂平(2450m)間の立山高原バスが終日運休となってしまいました。今日は朝から快晴の最高の一日となり、大勢の観光客で賑わう実質的な全線開通日となりました!今年の雪の大谷の雪壁の高さは【16m】と発表されました!3月、4月の降雪の影響もあり、室堂平は例年並みの積雪量となっています。
立山最新情報!
積雪調査のためアルペンルート開通前の室堂(2450m)へ約1週間入っていました。4月15日のアルペンルート全線開通へ向け除雪作業も急ピッチで進んでいます。街中の雪は極端に少ない年になりましたが、山の上は3月に入ってからも降雪が続きほぼ例年並みの積雪量になってきているように感じます。今年の雪の大谷は何mになるんでしょうか??
2019シーズン お申し込みの受付を開始いたしました!
本日より2019シーズンのお申し込みを開始いたしました。立山黒部アルペンルートの営業期間中(4月中旬~11月下旬)、プライベートツアー・貸切ツアーのご予約を承っております。また、春限定でテーマ型募集ツアー『雪の大谷が語る水と氷の物語』・『雪の大谷を見てきた後に参加してほしいツアー』を実施します!みなさまのご参加お待ちしております。(GW期間のお申し込みはお早めにお願いいたします)
立山ケーブルカーの除雪風景
4月中旬のアルペンルート開通に向け、立山山麓では厳冬の1月末より早くも除雪作業が始まっています。そして富山県側アルペンルートの玄関口である立山駅(480m)~美女平駅(980m)を結ぶ立山ケーブルカーでも2月中旬から除雪作業が始まりました!
最大傾斜29°になるケーブルカーの急斜面で、ワイヤーに沿ってシートを連結しながら雪を谷へ流していきます。
雪の立山連峰を眺めながら
今日は冬の北陸地方では貴重な青空が広がる快晴の1日となりました。山が近い富山では平野部から屏風のようにそびえる立山連峰を間近に臨むことができます。あまりにもきれいだったので、つい道すがら車を停めて携帯で撮影してしまいました!
そして標高2450m室堂平のライブカメラもチェック!(2枚目の写真)やっぱり山の上は別世界ですね。
ここ数年、温暖化の影響もあって北陸地方の平野部では雪の量が極端に減ってきていると言われています(昨年は多い年となりましたが)。それもそのはず富山県を含む北陸地方は雪が降るか雨になるかのちょうど境目となる温度帯で、気候変動の影響を地球上で最も敏感に受けやすい雪氷圏となっているそうです。平均気温が1~2℃上昇するだけで北陸地方の冬景色は様変わりすることになります。
しかし、山の上では元の気温が低いため、例え温暖化によって-10℃が-8℃となっても雪は雪としてもたらされ、標高の高い山の上の降雪量には温暖化の影響は今のところないようです。
平野部の街の雪が減り、水の源となる山の雪の量は変わらないとなると、人が生活する上では好都合だという話もあるようですが、融雪時期の変化が水循環に与える影響や災害の形態が変わってくるなど、今後どんなことが起こるのかまだまだ分からないことがたくさんありそうです。そして「富山の人や気質、文化に影響を与えてきた純白の雪の世界がなくなり雨の冬になってしまったら、一番影響を受けるのは人間の心そのものかもしれない」という立山の雪を研究する立山カルデラ砂防博物館の方のお話がとても心に残っています。
あけましておめでとうございます!
2018 年
にっぽん百名山「立山」の放送予定
12月24日(月)午後7時30分~午後8時00分
BSプレミアムの山番組【にっぽん百名山】「立山」が放送予定です。
今回ガイド役として出演させていただきました!テーマは秋の立山ということで、9月下旬から10月上旬にかけて撮影を行いました。紅葉、ご来光、氷河などなど立山の魅力がぎっしり詰まっている(はずです 笑)ので、ご覧いただければ幸いです。
にっぽん百名山のWEBサイトはこちら
2018シーズン終了のお知らせ
立山黒部アルペンルートの営業終了に伴い本日をもって今シーズンのツアーは終了となりました。
来シーズンのお問い合わせ・お申し込みは3月1日より受付開始予定です。
ご参加いただいた皆さま誠にありがとうございました!
立山最新情報!
ここ数日の寒気の影響で室堂平(2450m)は約30cmの積雪となり、一気に冬景色へと変わりました。今日は久しぶりに天気が回復し、快晴の青空と新雪のコントラストがとてもきれいでした。周辺の木々や竹竿、ロープなどには「エビのしっぽ」が大きく成長し荒れた天候だったことを物語っていました。
※エビのしっぽ:過冷却雲粒(0℃以下でも凍らない雲粒)が樹木や地物に衝突した瞬間に凍り付き風上側に向かって成長していきます。その形からこのように呼ばれています。
立山紅葉情報その2!
紅葉が見頃となっている立山ロープウェイ直下、タンボ平へ行ってきました!一の越から東一の越へ約1時間、アップダウンの少ない水平道を歩いていくと目の前に圧巻の紅葉が広がります。人も少なく紅葉を満喫できる秋のおすすめコースです。
立山紅葉情報!
立山の紅葉が見頃になってきています!。今夏の猛暑や台風の影響で今年の紅葉は微妙かなぁと内心思っていましたが、ここ最近の冷え込みで一気に色づいてきました。室堂平周辺の紅葉はいまいちですが(ナナカマドやチングルマの葉は早くから茶色くくすんでしまいました)、雷鳥沢などの谷筋や一の越の東斜面(黒部ダム方面)、弥陀ヶ原(1930m)など少し標高が下がったエリアはきれいに色づいています。
夏山シーズン真っ盛り!
今年は早い梅雨明け後、連日快晴となり山日和な日々が続いています。全国的に猛暑日が続き、22日には熊谷(埼玉県)で観測史上最高の41.1℃を記録したとのこと。山の上はというと、気温は20℃前後と低いのですが、日差しが強く、雲もわかず、夕立も降らず、今年は異常に暑く感じます。そんな中でも立山にはたくさんの登山者が訪れ賑わっています。また学校登山(富山県内小学校の半数が6年生になると1泊2日で立山に登ります)もこれから8月前半にかけてピークを迎えます。
今シーズンの雪の大谷ツアーは終了いたしました
本日をもって今シーズンの「雪の大谷が語る水と氷の物語」ツアーは終了となりました。
計11回、大勢の方にご参加いただくことができました。改めてご参加くださった方々ありがとうございました!
室堂平は6月中旬になっても大部分が雪で覆われ、雪の大谷の雪の壁はまだ10m以上の高さとなっております。しかし、足元をよーく眺めると雪解けが早かったところから高山植物が咲き始め、夏へ向け季節の移り変わりを日々感じることができる時期です。もう1か月もすると立山も本格的な夏山シーズンとなります。
残雪の立山縦走路
2日間剱沢方面へ行ってきました。その帰り道、天気も良かったので剣御前小屋から雄山まで残雪の立山を縦走してきました。縦走路の雪はほとんど無くなり、青空の広がる気持ちのいい稜線歩きができました。別山から間近に眺める剱岳、今年新たに氷河に認定された内蔵助氷河、雄山神社の参拝、見どころ満載のおすすめルートです。
GW後半の立山は雪模様に。。
GW後半、この時期としては強い寒気が上空に流れ込んだため全国的に荒れ模様の天気となりました。立山では3日の夜から5日の明け方にかけ猛吹雪となり、4日はアルペンルートの立山高原バス区間(美女平~室堂間)が通行止めとなりました。それに伴い『雪の大谷が語る水と氷の物語』も中止となってしまいました。楽しみにしてくださっていた方、またGWのご予定が急な変更となってしまいご迷惑をおかけしてしまった方々大変申し訳ございませんでした。5日以降ようやく天気も回復しましたが、昨日今日と立山では新たにまた30㎝ほどの降雪となっています。
GW前半、雪の大谷ツアーの様子です!
GW期間前半、4月29日、30日と最高の天気の中、『雪の大谷が語る水と氷の物語』実施いたしました。貸し切り状態の弥陀ヶ原雪原でのランチタイムを満喫し、室堂平では雪の大谷ウォークと、みくりが池散策。ライチョウに出会えた方もたくさんいたようです。オスのライチョウが縄張り争いをしている決定的瞬間も目撃!ご参加いただいたみなさまありがとうございました!
アルペンルート全線開通しました!
4月15日に立山・黒部アルペンルートが全線開通しました! が、、初日は美女平(980m)~室堂ターミナル(2450m)間の立山高原バスが荒天のため運休となってしまいました。昨日今日は青空が広がり、たくさんの観光客が雪の絶景を楽しみに訪れています。世界的にも有名な雪の大谷、平日は外国人観光客の方が圧倒的に多く感じます。
今年の雪の大谷は何m?
昨日から2日間、弥陀ヶ原(1930m)の除雪作業に行ってきました。5日はきれいな雲海の広がる最高の天気となりましたが、今日は低気圧の影響で突風が吹く荒れ模様となりました。この後8日にかけては大雪予報となっています。そして弥陀ヶ原から雪の大谷方面へ足を運んできました!ここ最近の晴天で除雪作業も順調に進んでいるようです。今年の発表は何mとなるのでしょうか?
立山最新情報!
今週は積雪調査のため、室堂ターミナル(2450m)に滞在しています。アルペンルート開通前に入山できる貴重な機会となりました。関東方面に雪をもたらした低気圧は立山でも30㎝ほどの降雪をもたらし、天候が回復すると神々しい立山が顔を出してくれました!
今年の立山の積雪量は例年並か少し多いくらいに感じます。地形や風の影響で積雪量は場所により大きく異なるので、雪の大谷がどうなるかの判断は難しいですが。。4月15日のアルペンルート全線開通が待ち遠しいですね。
海越しの立山連峰
海(富山湾)と山(立山連峰)、それぞれ一級品の景観が隣り合わせて存在しているのが富山の一番の特徴だと思います。今日はあまりにも山がきれいだったので、常願寺川の堤防沿いに車で帰宅途中、ついつい海まで出てしまいました(笑)。3000m級の山を眺めながらすぐそこに海がある、この不思議な感覚をツアーを通して感じてもらえたらなぁと改めて思う瞬間でした。
2018シーズンのお申し込みを開始いたしました!
本日より2018シーズンのお申し込みを開始いたしました。立山黒部アルペンルートの営業期間中(4月中旬~11月下旬)、プライベートツアー・貸切ツアーのご予約を承っております。また、春限定でテーマ型募集ツアー『雪の大谷が語る水と氷の物語』・『雪の大谷を見てきた後に参加してほしいツアー』を実施します!みなさまのご参加お待ちしております。
立山ケーブルカーの除雪作業が始まっています
4月中旬のアルペンルート開通に向け、2月初旬から早くも除雪作業が始まっています。写真は立山駅(480m)と美女平駅(980m)を結ぶケーブルカーの除雪作業の様子です!美女平駅近くでは最大傾斜が29度にもなります。ケーブルカーの線路に沿って4mほどのシートを連結させながら入れていき、滑り台のようにして雪を谷へ流していきます。
5日間白馬にて雪崩の研修会に参加してきました
白馬にて8日から4泊5日の日程でJAN(日本雪崩ネットワーク)主催のアドバンス・セイフティキャンプに参加してきました。冬山での行動で気を付けなければならない「雪崩」について、座学とフィールドを合わせて学ぶ充実した研修会となりました。学んだことを現場で活かせるように継続して知識・経験を増やしていきたいと思います。
東京の移住セミナーでお話させていただきました!
"富山の起業家が語る!「地域資源を活かしたローカルビジネスのリアル」”ということで、地方移住を検討している人を対象としたセミナーでお話させていただく機会をいただきました。当日の富山は大雪。早朝から家の前の除雪で汗を流し、なんとかかんとか東京にたどり着くとそこは雪とは全く無縁の青空が広がる世界。昔は東京に住んでいたはずなのに、都会と地方(北陸)のギャップを改めて感じた一日でした。学生時代を富山で過ごしたのがきっかけで、山に興味を持ち、移住して起業するまでのエピソードなどをお話させていただきました。何か参考になることがあったならばいいのですが、、今冬の北陸の平野部は数十年ぶりの豪雪となっており、地方のライフスタイルの魅力を伝えるはずが、逆に都会の青空が羨ましくなってしまいました(笑)。
北アルプス3か所で新たに氷河を確認!
2012年、日本には存在しないとされていた氷河が立山周辺の3か所(御前沢氷河、小窓氷河、三ノ窓氷河)で初めて確認されました。「氷河」、その名の通り厚い氷が河のように現在進行形で動いていることが確認の必須条件です。日本のような中緯度では4000mを超えるような山でなければ氷河は存在しないと言われていた常識が覆る瞬間でした。その後も立山カルデラ砂防博物館を中心に北アルプスの数か所で氷河の調査が行われきました。そして、今月16日に、剱岳の池ノ谷(いけのたん)雪渓と立山連峰の内蔵助(くらのすけ)雪渓、鹿島槍ケ岳のカクネ里雪渓の3か所が新たに氷河と確認され、国内の氷河は6か所になりました。カクネ里雪渓の氷河調査には僕もおととし同行していたので今回の発表はとても感慨深いものがありました。また内蔵助の氷河は立山の縦走コース上に存在し一般登山者でも容易に訪れることができます。トレッキングの道中で写真のように氷河の上に降り立つこともできますよ!
WEBサイトリニューアルのお知らせ
いつも弊社のウェブサイトをご訪問いただき、誠にありがとうございます。 この度、ウェブサイトをリニューアルいたしました。まだまだリニューアル途中の箇所もありますが、随時更新予定です。引き続きよろしくお願いいたします。